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「CHAOS;HEAD NOAH」のレビューふひひ

  • 2013/03/02(土) 22:27:13

本日レビューを書かせていただく作品は「CHAOS;HEAD NOAH」です!



画像!!!



カオスヘッドノア




あらすじ!




現代の東京・渋谷で俗に「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解で猟奇的な事件が連続して発生する中、渋谷在住の高校生で引きこもり寸前の生活を送るオタク少年、西條拓巳はインターネットのチャットで「将軍」と名乗る人物が掲載した次のニュージェネの事件を顕示させるような残酷な画像を目撃する。

翌日、拓巳は「将軍」と名乗る人物の発言通りの凄惨な現場に遭遇。同時に事件に関わりのある少女達が次々と拓巳の前に現れ、渋谷で起こる数々の猟奇事件に巻き込まれてゆく…。

その際、拓巳の"妄想"が事件のキーワードとなる。





まずなぜこの作品をプレイしたか。
アニメや漫画など派生したのもは見たことがあったんですよ。
でも最近「そういえばカオスヘッドってどういう話だったっけ?」とふと疑問に思いました。
なのでどうせなら原作をプレイしてみようということで今回Xbox版のNOAHを買ってみました。
無印版がどういうものだったかは知りませんが、それよりもエンディング数が増えたのがNOAHです。
アニメや漫画ではもちろん1本道だったので個別シナリオは新鮮で楽しめました。

主人公が視点であるノベルゲームというのものでも、主人公に感情移入出来るものと出来ないものがありますよね。
オシャレなゲームだと主人公の趣味がクラシックを聞くことだったり、活字中毒だったりします。
それもカッコよくて大変素晴らしいのですが、プレイヤーである僕がそいつとシンクロ出来るかと言えば無理です。
別に主人公とシンクロしなくても、俯瞰しているだけで楽しめることは確かです。
しかし感情移入出来る主人公というのもまた魅力的。
どちらのタイプの主人公が多く求められているのかは分かりませんが、作風の流行から察するに感情移入出来る主人公の方が人気っぽいですかね。
だから「どうしてこいつがモテるんだ系主人公」が多いのでしょう。(全国のエロゲプレイヤーに土下座orz)
だけど完全にオタク系に行き切った主人公って少ないんですよね。
そこで紹介したいのがこの作品の主人公、西條 拓巳。
拓巳はアニメ、ゲーム、フィギュアを愛するガッツリなオタク。
自然に用語を言ってしまうのもリアルであり、良い感じの気持ち悪さが出ている。
この主人公は素晴らしいです。
だってこの「CHAOS;HEAD」というギャルゲーをプレイしている時点でプレイヤーはある程度のオタクなわけです。
つまり自動的に主人公にシンクロ出来るのです。
まぁオタクといってもいろいろなタイプがいるんですけどね!
例えば拓巳はアニメキャラである星来というキャラクターと妄想で会話する癖がある。
これには「キモい」と嫌悪感を抱く人が多いかもしれない。
ただ僕はそんなにおかしな行為だと一概には言えない気がします。
僕の頭の中にだってパルフェという作品のカトレアというヒロインが住んでいます。
僕が現実で頑張るのに疲れた時には「本気で頑張ってない。まだ、なりふり構ってる」とムチ打ってくれる。
自分の事が嫌いになりそうな時には「あんたごときにはあんたの良さがわかんないのよ」と励ましてくれる。
さすがにフィギュアを持ち歩きたいとは思わないけど頭の中でヒロインと会話するくらい普通だろ!ふひひ。
ということでシナリオに没頭出来ました。
拓巳は良い主人公でした。


ノベルゲームは30時間遊んだからと言って、じゃあ30時間新しいテキストを読めるのかといえばそうじゃない。
1周目が終われば、一度読んだ部分を乗り越えて新しいルートに入らなければならない。
既読スキップを使用する時間があるということです。
僕はこの既読スキップをしている時間は嫌いじゃありません。
「あぁこういうシーンあったなぁ~」とか「お、ここから新しい展開に分岐していくのか」とか楽しいです。
しかしダルいと思ってしまう要素もあります。
○共通シナリオが長く、分岐地点から新シナリオまでが遠い
○スキップが遅い
○エンディング数が多い
○分岐後の新シナリオが短い
今挙げた4つの点、この作品はどれも当てはまってしまいます。
既読スキップだけで何時間もしてた気がします・・・
個別シナリオも面白いけど短いから後半はスキップばかりしてた印象が強いです!
妄想トリガーという発想は面白かったのですが、若干徒労感がありました。


結局、何が言いたいのかというと・・・
ゲーム屋に「らぶChu☆Chu!」を探してきます。



以上





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