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「SEVEN-BRIDGE」のレビューである!

  • 2011/10/10(月) 00:15:38

本日のレビューは「SEVEN-BRIDGE」である!

画像である!


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あらすじである!


19世紀のおわり。
 黒死病の猛威と、異教徒の蹂躙により、ヨーロッパは消滅した。
 やがて世界は、秘めていた本来の姿をあらわしはじめた。
 人の消えた大地には巨樹がはびこり、ドナウの源流を、黒き屋根となって覆いつくした。

黒死病の世界的流行をむかえるなか、第一次世界大戦に先んじて、ヨーロッパ諸国とオスマン帝国のあいだに戦端がひらかれ、オスマン側が圧倒的な勝利をおさめる。まさに聖戦と呼ぶべき激戦のなかで、ヨーロッパの大地は焦土と化し、完膚なきまでに蹂躙された。

主人公クゥ・クランは、その幼き頃に、生まれ育ったドイツを離れて、難民としてはるばる清王朝の北京へと逃れた。いつからかクゥには、いやおうなく他人の心の声を聞き取るテレパシー能力がそなわっていた。当人にとっては、ひたすら苦痛でしかないその重荷を背負いながら、クゥは青年へと成長する。

やがて大戦から十数年が経ち、堕落と混沌をきわめる北京の街で、ひとつの噂が言い交わされていた。
「“黒の切符”を手にした者は、黒い列車に乗り旅立つさだめ。向かう先は、夜のとばりに閉ざされたヨーロッパ。列車の名は“プレステ=ジョアン”。七つの橋を越えて終着駅にたどりついたなら、かならずや望みがかなう」───と。

酒と漁色におぼれ、街をうろつくクゥの前に、突然あらわれた少女エマは“黒の切符”をさしだし、一緒に列車に乗るようにうながす。その少女は、いっさい口をきくことができず、クゥのテレパシーをもってしても、心を読み取ることのできない相手だった。

機関車“プレステ=ジョアン”に乗り込んだふたりは、やがて力を合わせて終着駅を目指すのだが、その前に“橋”という名の、大いなる七つの試練が待ち構えていた。




ゲームを始めた瞬間にもうね、神ゲーと認定しました
だって雰囲気とかテキストのセンスが素晴らしいんですもの
始めた瞬間に神ゲーだとゲーム全体の評価をしてしまうのは正直愚かな判断ですよね
でもそういうセンスってゲーム中盤で急に途切れたりとかしないだろうから確信してしまったんですよね
なので開始してからずっとその魅力に酔いっぱなしだったんですよ

でもなんと言うのでしょうか
中盤からその酔いが軽く醒めてきてしまったんですよね・・・
これは僕が自分の言葉に責任を持たない無責任な人間だったからなのか
それともゲームの質が徐々に落ちてしまったのか
その理由を考えてみました

このゲームの良い雰囲気を支えてるのは、ゆったり感なんですよね
けして結末へ急ぐことのない1歩1歩しっかり階段を上がっていくようなシナリオ
それなのに!!!
後半明らかに2段飛ばしくらいで駆け上がったよね?
「あぁこのゲームはゆったり進むんだなぁ」と確信させておいて裏切るみたいな
シナリオでプレイヤーを裏切ることも時には必要ですけど
これは必要ない裏切りでしたね

悪いことばかり言っても仕方ないので後半に差し掛かるにつれて良かった事を
それはやっぱりエマの表情が豊かになっていくところですね
最初は本当に人形のように無表情だったけど
どんどん表情が柔らかくなっていき「こんな立ち絵もあったのか!」と感動ですよ


後半から酔いが醒めてきたと言いましたが
ラストは結構好きでしたね
ゲームで最初と最後がいいと文句つけにくいですよね
現に僕もこのゲームの印象はけっこう良いです
良作と呼べるのじゃないのでしょうか!
つーことでオススメです!



以上


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