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「永遠のアセリア」のレビューだってんだ
- 2012/04/24(火) 13:04:24
本日レビューを書かせていただくゲームは「永遠のアセリアーこの大地の果てでー」です!!
画像!!!
あらすじ!!
主人公悠人は、実の両親の他界後に、父親の親友であった高嶺家に養子に入ります。しかし、養子先の高嶺家でもまた、飛行機事故で義理の両親と死別してしまいます。残されたのは幼い義妹である高嶺佳織だけでした。それからは佳織のために、悠人はバイト三昧の日々を送り、自分のすべてを犠牲にしてマンションで二人暮らしを続けていきます。それでも悠人は佳織と、親友の岬今日子、碧光陰のおかげで辛くも楽しい日々を送っていました。
そんな悠人に転機が訪れます。不可思議な巫女、倉橋時深との出会いでした。時深が悠人に微笑むと、悠人の目の前に金色の光の柱が現れ、悠人、佳織、今日子、光陰は光に飲み込まれてしまいます。
・・・目が醒めた悠人が見たものは、異世界ファンタズマゴリアでした。そこは戦いを肯定することでしか何も得ることができない『有限世界』だったのです。そして悠人の手には、一振りの剣が握られていました。その剣の名は、永遠神剣『求め』・・・。
悠人はラキオス王国という小国に囚われます。城の間で見たものは捕まり泣き叫ぶ佳織の姿でした。佳織を人質に取り、戦うことを強制するラキオスの国王。否応なしに戦いに巻き込まれていく悠人。『スピリット』と呼ばれる戦うために生まれた少女たちと共に、戦乱の大地へ放り出されてしまいます。
悠人の心は、厳しい戦いのなかで揺らぎます。狂気に飲み込まれるか、意志を貫き通すか・・・。
あらすじ通り最初は日常シーンから始まり、その後に異世界に飛ばされるわけです
こういうシナリオのバランスって難しいんですよね
最初の日常シーンが長すぎると早く異世界に行って戦闘したくてウズウズしてくるし
すぐに異世界に行ってしまっても日常での伏線が弱くなってしまうんですよね
プロローグである日常とメインである異世界の割合はどのくらいがベストなのかはハッキリ言えないですが
このゲームの割合はかなり丁度良かったですね
主人公がどんな過去を持っていてどんな人たちとどんな日常を送っているのかがしっかり分かったし
キリのよいところで物語りが動き出してくれたので
そして異世界に行ってからはとにかく楽しかったですね
ごめんなさいこの作品のことなめてました・・・
シナリオはイマイチだけどゲームパートだけで崇められてる作品ってあるじゃないですか
いやでもゲームパートだって立派な武器だから全然良いんですよ!
ゲームパートなしでシナリオのみなのにそのシナリオが面白くなくて「これをどう楽しめばいいの?」なんて作品より何倍もマシですから
なので永遠のアセリアもシナリオには期待せず遊べれば良いかなぁと思ってプレイしました
すぐに勘違いだと気づきましたね
まず世界の完成度が違いますね
一体みんなは何を言っているんですか!?
この世のものではない言語で喋っています
文法まで作ってあるようで言葉の壁だけではなく壁の向こう側まで描かれているのは素晴らしいです
こういう異世界や異国での物語で言葉の壁というのは以外と基本だと思うんですけど無視されがちですよね
そこを無視しちゃうのはどうしてなんだろう
例えばギャグ漫画でキャラクターがガケから落下したとします
そいつは生きていますよ
ギャグ漫画ですからバッテンのバンソウコウ貼ってあるくらいでピンピンしてると思います
じゃあこれが推理小説だったらどうでしょうか
ギャグ要素0の推理小説でもガケから落下した人が生きていたとしましょう
犯人から突き落とされてもバッテンのバンソウコウだけで生きている
そんな小説読みたいと思いますか?
僕は異世界に飛ばされてしまう物語で言葉の壁を描かないのはそれと同じことだと思いますね
なのでギャグだとかエロゲだからとかいうことに逃げずに異世界設定と向かい合ったこの作品は凄いですね
面白かった!
ゲームパートも文句なし!
「どのキャラクターを育てよう」という自由度が高い楽しさもありますし
さらにどういう組み合わせにしようかと戦略を立てることが出来るので一本道を辿るゲームよりは深く楽しめますね
まぁゲームパートがやりがいがあるだけに個別ルートに分岐する面倒くささは付きまといますけどね
今レビューをこうして書いてるけどこれで遊び終わったわけではなくてまだまだまだまだ遊べます!
オススメ!!
以上
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