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「EVE burst error PLUS」のレビューだ。

  • 2012/05/16(水) 01:01:52

本日レビューを書かせていただく作品は「EVE burst error PLUS」です!!


画像です!!



eve.jpg



あらすじです!!!



小次郎編
大手探偵事務所の敏腕探偵だった天城小次郎(主人公)。しかし、犯罪に手を染めた事務所所長を逮捕に追い込んだことによって、自身も事務所を去ることになった。現在は港の倉庫に事務所を開設し、探偵の仕事を再開したものの、ライセンス停止中のため仕事はさっぱりの状況だった。そんなある日、とある絵画の場所を特定して欲しい、という依頼が舞い込んだ。その話を持ってきたのが自称フリージャーナリストの柴田茜だったこともあり、何処か胡散臭さを感じながらも、依頼を引き受けた小次郎だったが……。

まりな編
一流の腕を持ちながら、任務時のアクシデントが多いことからアメリカに転属(島流し?)させられていた日本の諜報機関・内閣情報調査室のエージェント・法条まりなは、このほどエルディア国駐日大使ロス=御堂の令嬢・御堂真弥子の護衛を命じられ、3年ぶりに日本に帰ってきた。エルディア国は、現在、政情不安で真弥子自身もテロリストに標的にされているというのだ。しかし、真弥子は、警護されることを強く拒絶。そんな彼女の態度に困惑しながらも警護を開始するまりなだったが……。




この作品をプレイして何か一言だけ言え、と言われたら
僕はこう言います

ふざけんな

もう一言だけ許されるならこう付け足します

ごめんなさい






なんてふざけたプロローグがありつつ全てプレイし終わったので感想を書いていきたいと思います
僕がこの手のゲームをプレイし始めてからもうすぐ4年が経ちます
まぁ今までいろいろな作品をプレイした訳です
そんな何本もプレイする必要あるの?
なんて自分から自分に問いただしたくなることもあります
ただね、面白い作品と出会うためには必要なことなんですよね
そりゃあぶっちゃけ面白くない作品の方が多かったりします
でも面白い作品と対面したい、これだけなんです
そうです、少しだけ言い換えるならば・・・
この「EVE ~burst error~」に出会うために多くの作品をプレイしてきたわけです


この作品はあらすじからも分かる通り二人の主人公がいます
マルチサイトシステムと言ってそれぞれの視点から物語が展開されていく
まずこれが大変お見事
他のゲームでも視点が切り替わったりする演出があったりすんですが
目的は状況説明程度で楽しめるものかと言われたらNOですよね
このゲームはそれぞれの主人公が別々の事件を追っているけどそのまま別々で終わるわけはない
それは誰もが予想できることだと思うんですが結び目が綺麗でした
何より結びつけるだけが目的ではなく、しっかりとどちらのストーリーも面白い
片方をプレイしているとそっちばかりに夢中になってしまう
しかし片方ばかり進めていてはダメで、もう片方のストーリーも読み進めないと止まってしまうんです
なのでどういうことが起きるかというと・・・

1「面白れぇええええええ」
2「なんで途中で進めなくなっちゃうんだよ!続き読ませろ!」
3「あぁそうだもう1つ視点があったの忘れてた!今度はそっちをプレイしよう!」
そして1に戻る

ということを繰り返してましたね
そのくらいどちらのストーリーも読みがいがあるもになっていました




それともう1つの特徴として「コマンド総当り方式」を採用しています
最初から最後までこのシステムは付きまとい、隅々まで調べないと進展しないので手間は掛かります
名前は言いませんが実は最近の作品でこの「コマンド総当り方式」を採用しているゲームと出会いました
そのとある作品は残念なことになっていました
ゲーム内に部分的にちょっとした「コマンド総当り方式」を2度ほど登場させていた
何より中途半端だし内容も調べてて面白くなく面倒くさいだけだったので
「こんなんならいらないよ!」と思ってしまいました
そんなD.C.Ⅲと違って・・・あぁ名前出しちゃったよ忘れてください
このEVEのコマンドは調べれば調べるほど面白い反応が返ってくる
それが楽しくて隅々まで調べたくなるんですよね
面白みのない「コマンド総当り方式」ほど苦痛なものはないですが面白い物はやっぱりいくらでも読みたくなってしまいますね


でシナリオとかシステムとかそういうのも素晴らしいのですが
何より素晴らしいのが魅力溢れるヒロイン達
いや冗談抜きで全員に恋をしてしまいました
引き込まれるシナリオも最高なんですがそんなこととは別に弥生とか恭子とかと一緒にいる時間がただただ幸せでした

17年前の作品なんですね
当時セガサターンに移植した際に20万本も売れたそうですね(Wiki情報)
若干世代がズレていたものでプレイするのが遅れてしまいましたが無事にこの作品と巡り合えてよかったです
こういう素晴らしい作品に今まで気づかずに他のゲームばかりをプレイしていたかと考えると自分に腹がたってくるんですよね
そしてその後に「今まで気づかなくてすいませんでした」と謝罪の気持ちでいっぱいになります
まぁつまりこのレビューの最初の二言
「ふざけんな」は今までこのゲームの凄さに気づいていなかった自分に対しての怒り
「ごめんなさい」は気づくことが出来なかった愚かな行為の謝罪
というわけでした!!

そして最後に一言だけ言ってまとめろと言われたらこう言います
オススメ!



以上








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