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「紅蓮華」のレビューじゃ!

  • 2012/07/07(土) 14:21:23

本日レビューを書かせていただくエロゲは「紅蓮華-ぐれんか-」でございます!


画像じゃ!


ぐれんか



あらすじじゃ!



山に囲まれた坂井町。
そこに祖父と暮らす遠上涼士は、ある日、奇妙な少女と出会う。
山中にある古ぼけた廃神社。
人の手は入っているものの、誰も由来が分からないそこには、大きな要石が置かれている。
石の中に居たのは一人の少女と、現実を侵食する黒い世界。
少女は涼士を切り裂き、血にまみれた口元に笑みを浮かべた。

異界化。
それは人の心に憑いて、現実を塗りつぶす黒く染まった世界。
そして、要石の核より得たのは、妖の存在を鉱物の中に封じる、石使いとしての力。
くおんを解放してしまった涼士は、事態を収束するため戦うことになる。
妖でありながら、異界を封じる少女―― くおん
疎遠になっていた幼なじみ―― 永月文香
頭脳明晰な先輩―― 相原沙織
そして、彼らの前に現れる謎の少女・エウスリーゼ

異界とは、そしてこの町に古くから伝わる伝説とは果たして何なのか。
涼士は少女たちと共に、真実を見ることになる。





このあらすじを読んで購入を決定したんですよ
自分の中で「たぶんこれがこーなって、あそこがあーなるじゃん、だから最低でもこの程度には楽しめそうだな」
と想像してました
プレイし終わった感想を言いますとその「最低でもこの程度は楽しめそう」のそのライン上でしたね
なので期待に答えてくれたけれど、それが喜べるものなのかは・・・ね


現在、紅蓮華の公式ホームページでWEBアンケートやってますよ!
ゲームについての細かい感想を打てば抽選で声優直筆サイン色紙がもらえるんですよ~
でもそういうのってやっぱり悪い意見は書きにくいじゃないですか・・・
なんとなくサイン色紙ももらえなくなるような気もしますし
なので僕はいつも通り!言いたいことをここで書く!声優直筆サイン色紙なんていらない!
いらない・・・・わけないけどね;;


さぁ細かいレビューを書いていきますよ
良かったところ、悪かったところそれぞれ書きます

まずは良かったところから

「妖と人が紡ぐ、激しくも儚い純愛伝奇物語」というだけあってくおん良いですね
ぶっちゃけると最初はくおんのこと気に入りませんでした
言うこときかないペットというわけではありませんが
なんだろうポケモンのアニメ第1話のピカチュウみたいな感じ
しかし段々とその高飛車な態度も可愛く見えてきましたね
読み進めながらくおんとどんどん仲良くなっていき別れるのが辛くなってるなぁと考えてる自分がいましたね
僕が好きなシーンは最初のHシーンのラストの精液を押し付けあうシーンです
好きというかルートの最後の方で今まで過ごしてきた微笑ましいシーンを自分で回想した時に強く蘇ってきたのがなんかこのシーンでした

敵役が面白いのもいいですね
アリーゼね
僕の勝手な意見ですが敵役が面白い作品に駄作なしですよ
あれもそうだし、あの作品もそうでしょ
今ちょっと良い例は浮かばないけども


登場する女性キャラクター全てにHシーンとエンディングをつけたのは素晴らしいですね
このエロゲ界には「あいつ攻略させろ病」というのが蔓延しています
この作品で「○○攻略させろ」なんて言う余地はないんですよ
そんなプレイヤーのニーズに先回りして答えたサービス精神が良かったです

それともう1つ素晴らしかったところはフローチャートですね
やっぱりねエロゲっていうだけあってゲームなんですよ当たり前のことだけど
1クリックするということは1歩前に進むということなんです
ひたすらクリックをするエロゲというのは大冒険をするゲームなわけです
その時にフローチャートというのは今まで歩いてきた足跡となり記録となる
全てのシナリオをクリアしていく楽しさはやっぱりゲームなんですよね
それとこのシナリオだと10月12日のあの仕掛けで完成した時に面白い形になっていてさらにグッドです
フローチャート最っ高ー!





良かったところを言いましたので今度は逆に気になってしまったところを言います


面白かったのですが溢れるエロゲの中で差別化が出来るほどのインパクトがなかったというところ
あと盛り上がりそうになっても結局その場は何もなく平凡な日常シーンに戻ったり段々と緊張感もなくなっていき若干集中力が途切れたりもしました
このゲーム発売日に購入しましたよ
正直エロゲなんて古いゲームのレビューを調べて評価の良いものだけをプレイしてたって構わないんですよ
じゃあ新作を買う意味とは何なのか
そりゃ新作なんだから新しさを求めてしまうのは仕方のないことでしょう
でもね、新作に手を出してみても新しさに出会えることがほとんどないんで悲しいんですよ
エロゲって発売した時だけを生きるんじゃないんですよ
発売してから何年も残り続けるんですよ
そりゃお金のこともあるから発売した瞬間を一番視野に入れてるのでしょうね
でも新しさがない物が輝きを失うスピードはそりゃはやいもんです
この世に産み落とされたエロゲは過去に戻っていくんじゃなくて未来に進んでいくんです
産まれたばかりで死んでしまうのは悲しい
やっぱり長生きしたいよね
エロゲ界も深刻な少子高齢化なのかもしれません


シナリオはすごいファンサービスしてると感じれたんですよ
ただCGに関してはそうじゃなかったです
ゲーム開始して共通ルートやってる時とか「全然CG来ないなぁ」と感じてました
「お!女の子と正面衝突!さぁ!エロゲのお約束いきましょうか!CGかもーん!」
なんて思ってたら来ないこととかしょっちゅうでした
それとラーメン屋のシーンね
激辛ラーメンの3種類を選択肢から選ぶ
迷って選んだのに変化なし
辛そうな表情も特になし
入店してきた時のニコニコ顔のまま
3つの選択肢全てを選んでみたけどオールニコニコ
最初から汗かかせてたからってそれで乗り切れると思うなよ!!



それと先生の過去が明らかになるシーン
ここで教科書や机に落書きされてたという事実が明らかになった後
しばらくペンで書くキュ、キュ、という音が結構続くんですよ
これはもう完全なる悪意があるでしょ
他の作品でもセミの鳴き声が異常にうるさかったり、心臓の鼓動がドクン、ドクンと鳴り続けたりと不快な音がけっこうありました
ただこのペンの音は今までと比べてもかなりの妨害でした
いじめられていた過去を音で表す演出だったのでしょうけど、まだ暴力音みたいなのでよかったんじゃないかと思いました





と、良かったとところとそうではなかったところの両方を挙げてみました
とにかく「妖と人が紡ぐ、激しくも儚い純愛伝奇物語」という看板に偽りなし!
そこを求めてる人にはオススメ!!


以上



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