fc2ブログ

「ぼくらはみんな、恋をする」のレビューだぜ

  • 2012/07/13(金) 21:54:45

本日レビューを書かせていただくエロゲは「ぼくらはみんな、恋をする」です!

BLゲーですね・・・


画像!!


ぼくこい



あらすじぃ!



小さい頃に住んでいた街へ戻ってきた主人公・山吹琴耶(やまぶきことや)は、
双子の弟・琴成(ことなり)と共に、地元の難関
私立鳳稜学院(しりつほうりょうがくいん)の合格通知を手に入れた。
  
「やった、これで「おにいちゃん」に会える……!!」
  
実は琴耶には、とても仲の良い弟にも話していない、秘密があった。
それは……。
幼い頃、「このコインを見せてくれれば、大きくなって再会しても君のことを思い出すから」と
(それまでは忘れていること前提で)思い出のコインを手渡してくれた、大好きだった「おにいちゃん」の存在。
数ヶ月前に偶然、出先で目撃した、成長した「おにいちゃん」───
彼が着ていた制服こそが、私立鳳稜学院のものだったのだ!
  
学校生活への期待に胸を膨らませて臨んだ入学式直後、
父親が兄弟に告げたのは、なんと2週間後の引っ越し!!
  
「おにいちゃん……いや鷲尾先輩、僕のこと思い出して!」
  
急なことにショックを受けつつも、琴耶は引っ越しまでの期間を「おにいちゃん」こと
鷲尾寛志(わしおひろし)先輩と少しでも一緒に過ごそうと、彼がバイト魔であるとの情報を得て、
放課後に街中を徘徊する決意を固める。
  
その影で弟・琴成は、普段と違う琴耶の様子に大ショック。
今まで密やかに隠していた過剰なブラコン気質を全開に、
なんと先輩や同級生を脅迫・懐柔、兄の行動を邪魔しようと過激な指示を出すのだった。
  
「兄貴は、俺のことだけ見てれば良いんだ!」
  
琴成が手下に従えた個性豊かな刺客達が次々現れ、琴耶を困惑の底に突き落とす。
しかし琴耶はあの手この手で彼らを上手くかわし、ひたすら先輩の姿を追い求めて放課後の街を駆け回る。
ひたむきな琴耶が、自分とは違う「何か」を求めてフラフラしていることが気に喰わない琴成は、
刺客達に更に激しい妨害を命じるのだった……。
  
どんどん大胆且つ過激になる妨害を乗り越えて、記憶力ゼロと有名な鷲尾先輩に昔のことを思い出して貰えるか?
初の兄弟喧嘩、刺客達や琴成の恋愛模様、そして琴耶の抱く一途で淡い恋心の行方は?
……っていうか、刺客達の恋愛相談を受けてる場合じゃないですよ!?
  
そんな、ドタバタ大騒ぎの2週間。




お、おう・・・

ってことでプレイし終わったので感想を述べていきます
良かったところとそうでなかったところに分けて言ってきましょうかね




まずは良かったところ

うーん、ええっとね
絵が可愛いよね
そうそう、あとね・・・
絵が可愛いです
あとなにかあったかなぁ~
ええっと、あぁそうだ絵が可愛い
まぁそんな感じかなぁ




良かった点をたくさん挙げられたので今度は逆に気になってしまったところを書きましょうね

まずさ、さっき載せたあらすじ
プレイ前にこのあらすじを読んだ時点で既に「どうしよう、ついていけないかも(汗)」という不安がありました
そして実際にプレイしてみましたよ
その不安を見事に肥大させて具現化してくれちゃってましたね
そうなんですよ、この作品を一言で表せと言われたら「ついていけない」が正しいかもしれません
まず主人公である琴耶の弟、琴成の行動に疑問を抱きっぱなしでした
琴耶が琴成に内緒で憧れのお兄ちゃんを求めて行動しはじめる
そして独占欲が強い琴成がある作戦を開始するんですよ
それが「先輩や同級生を脅して琴耶にちょっかいを出させて自分に頼ってくるよう仕向ける作戦」
ん?それでいいの?
動き出すスタート地点がおかしいのですが琴成はそこからとんでもない行動力を発揮します
学長である父のPCを勝手にいじってデータベースを利用して生徒の裏情報をゲットする
そしてそれで先輩や同級生を脅してそいつらに琴耶を妨害させる
スタート地点である作戦自体がおかしいからどんどん酷い方向へ
でもちろん脅した生徒も琴成に反発し襲い掛かります
すると
琴成「あそこのカメラで録画してるよ。無線で飛ばして離れたところで動画データ保存してる。静止画にしてもアンタの顔くらい判明できる解像度だよ」
マジで!?
この作戦さ、コストもリスクも高すぎだよね
そんなことするよりさ、まず琴耶が何をしてるのか調べようよ
変なことに巻き込まれてる可能性だってあるんだからそこを心配するのがブラコンというやつじゃないのかい
その原因すら知ろうとせずに「兄の為なら全てを投げ打つ」とか言わないでくれます?

ズレてるキャラは他にもいるんですよね
琴成が脅した一人のはじめ君
はじめ君は琴耶を妨害する方法として落とし穴を掘るという作戦を実行するんですよね
「おいおい落とし穴なんかじゃなくてもっとちゃんとした妨害しなきゃダメでしょ、琴成ちゃんと注意しろよ」
と思ったんですよ
そしたら何と
琴成「おい!落とし穴隊の数は足りてるのか!?」
お前発案かよ・・・・
琴耶が困って頼りに来ることが目的なんだよね?
「うわ~ん琴成ぃ~、落とし穴に落ちちゃったよぉ~」って泣きついてくるとでも思ったか

で琴耶も落とし穴に何回も落とされたらさすがにおかしいと思い新聞記者志望の友達の勲夫君に調査をお願いする
すると琴成が諸悪の根源ということが判明
そしたらなんと
琴成「どうして他人に頼むのさ、自分で面と向かって言えないワケ?こそこそ調べたりなんかして……っ!!」とマジギレ
お前ほんと最低すぎて引いたわ・・・




まぁいいや!それともう1つあります!
ん~、前のレビューでも言ったことだからコピペしますね
過去に僕が書いた「屋上の百合霊さん」のレビューより引用


『まず百合の良さとは何なのでしょうね
上手く説明出来ないにしても男×女の恋愛にはないドキドキがあることは確かなんですね
何て言えばいいのかな、「男と女の友情は成り立たない」なんて使い古された言葉があるじゃないですか
その言葉からも分かる通り、男と女が接するということは恋愛を前提としているということが全員の頭のどっかにあるんだと思う
それに対して同性が接すると言う事は友情、まぁその他恋愛以外の感情が前提とされている
その違いにこそ百合特有の魅力があるんじゃないかな!
「相手は友達として接してるのに私はそこに恋愛感情を抱いちゃってる!」
付き合い始めたら
「友情を前提とした同性の相手なのに男と女しかやっちゃいけないことしちゃってる!」
背徳感によく似た何かなのでしょうね

このゲームって女の子しか出てきませんよね
それは清潔感MAXで良いとも思うのですが
女の子しかいないのなら女の子が女の子に恋愛感情を抱くのはそんなに道を外れた想いではないんですよね
男があまりにも出てこないと背徳感によく似た何かが生まれにくい
性別という概念があり女が男ではなく女を選ぶというのが必要なパーツだと思う
百合は女の子と女の子のものだけど男がいらないわけじゃないんじゃないですかね』




ということでした
この意見は男女を入れ替えればこの作品にも見事に当てはまりますね
よく知らないけど同性愛の醍醐味ってそういうところじゃないの??
皮肉で言ってるとかじゃなくて本気で分からん!


初めてのBLゲーだったのですが少しビックリしてしまいましたね
でも勘違いしてほしくないことがあります

例えば、日常でもなりそうなこちらの会話をご覧下さい

A君「オレ最近○○ってバンドの曲ばっかり聴いてるんだよねぇ」
B君「あぁ○○の曲なら昨日初めて聞いたわ」
A君「マジで!?なんて曲??」
B君「△△って曲だよ。あんまり良くなかった。○○って良くないね」
A君「おい!△△だけで評価すんな!もっと他の曲を聴いてから評価してくれよぉ~(泣)」


僕はこのB君にはなりたくないんですよ


C君「オレも昨日△△って曲聴いたぜ」
A君「お前も聞いたのか!どう思った?」
C君「ん~、正直イマイチだったかなぁ、でもその曲がたまたまダメだっただけで他の曲はそうじゃないかもな」
A君「C君愛してる」


僕はC君になりたいんですよ



なので僕はBLゲーを嫌いになったわけではありません
この作品に悩まされてしまっただけです
もう一度言うけど絵は最高に可愛かったよ!
「シナリオなんてどうでもいいよ」という寛大な人にはオススメ!



以上




スポンサーサイト



この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

お、おう・・
最初のこの一言につきるwww

  • 投稿者: ぽなぎ
  • 2012/07/14(土) 02:14:41
  • [編集]

ぽなぎさんどうもです!

いたるさんの絵で衝動買いしてしまったけど
あらすじくらいは事前にチェックしとかなアカンですねww

  • 投稿者: レダメ。
  • 2012/07/14(土) 03:31:22
  • [編集]

Wikipediaの「泉鏡花」のページで気になった"八稜鏡"でgoogle画像検索していたはずなのに、どうしてここを開いてしまったのだろう?よく見たら"[���]稜[/���]"だけヒットした画像付きページだった。

「同性愛の作品にも異性の登場人物は必要だ」と言う考えにはなるほど納得。
たい焼きや大福、まんじゅう、あんぱんの中のあんこがどんなに外側よりおいしくても、あんこだけではおいしく食べられないのと同じ。

  • 投稿者: 通りすがりの異邦人
  • 2012/07/19(木) 08:54:44
  • [編集]

通りすがりの異邦人さんありがとうございます!

目的の物と全く違うページだったのにも関わらず読んでいただき、さらにコメントまでしていただきありがとうございます^^

しかも僕の表現より分かりやすい例えを出していただけて助かりました!


どんな人が読んでくれるか分からないから毎回気合い入れて書かなくちゃいけませんね!!

  • 投稿者: レダメ。
  • 2012/07/19(木) 20:29:30
  • [編集]

コメント投稿

管理者にだけ表示を許可する