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ゲーム「女系家族」のレビューだじょ
- 2012/08/06(月) 00:09:42
本日レビューを書かせていただくエロゲは「女系家族」なんです!
「にょけい」じゃなくて「じょけい」ね!
画像!
あらすじ
全ては自殺を図った兄が残す一通の遺書から始まった。
巨大な富、そして極上の女。手に入るものは全て奪い取るがごとく、優美な屋敷へと一歩足を踏み入れた秋二。
艶かしい誘惑は男に飢えた雌のすすり泣きか、それとも淫らな罠か。秋二は背徳に満ち溢れる狂乱の宴に溺れ、妖艶な母親から清純な娘達まで貪り尽くす。
「女系家族」、それは強欲な男の性と儚く濡れた女の秘部が織りなす陵辱絵巻……。
プレイする前もプレイしてる時もプレイし終わった時もずっと勘違いしてました
「これって20年前くらいの作品なのかな」とね
そしたら10年前の作品ではありませんか!!
この作品を発売したのはシルキーズ様ですね
93年に「河原崎家の一族」を発売
エロさはたっぷりだったがシナリオにもう少し面白みを持たせたほうがいいという意見を受けた
94年に「野々村病院の人々」が発売
見事に改善され読み応えがあり、笑えるシナリオになった
そして同じく94年に発売された「愛姉妹」で
いやいやいや、なぜ振り出しに戻ってしまった。と言いたくなるような残念さ
そしてその8年後の2002年に出たのがこの「女系家族」
まさか8年経ってもずっと振り出しのままだったとは・・・
まぁ別世界のような屋敷という空間で起こるひたすらにエロいシーンは魅力的ではありますよ
でも河原崎家の一族で既にそれ以上のエロさと屋敷という不気味さを出してましたよ
しかもシナリオも野々村病院の人々でもっと面白いものを既にやってますよ
じゃあこの作品が勝っているところはどこなのだろう
キャラクターかな?
ん~
主人公も琢磨呂の方が好きだし
ヒロインも美佐子さんの方が好きかなぁ
このゲームに山王時 恭子ってヒロインがいたんですよ
キャラの紹介文には「プライドが高く短気でわがまま」ってあるんですよ
一人の人間を自殺に追い込むほどの性格の持ち主なんでしょ?
そのわりにはプライドの高さなんて全く感じられませんでしたよ
すぐに主人公の言いなりになる素直の良い子ちゃんでした
ヒロインの紹介ってプレイ前に分かる貴重な情報の1つでしょ?
「この娘はプライド高いキャラなのか、いいね買おう」となった人がいたとしましょう
その人は裏切られてしまうわけですよ
やっぱその裏切りはいけないと思う
全く汚れの落ちない洗剤を「これはどんな汚れでも落とせる!」と嘘の広告を出してるのとイコールですからね
詐欺ですよ
逆に!!
いいですか、キャラクターの裏切りはダメですが
シナリオは裏切るべきだと思うんですよ
ずっと何も起きずに進んでいくのは退屈ですもんね
だから「こういう展開で来たか!!」と裏切ってほしい
でもこのゲームはずっーーーーーーーーーーーっと平凡のまま終わったね
もうちょっと何かやってみない?と思ってしまう
創作物全てに言えることだけど、ずっと作り込んでいる訳にはいかない
いつかは世に送り出さなくてはいけない
つまりある程度のところで納得しGOサインを出さなければいけない
この作品だけでなく他のエロゲにも言えることかもしれませんが
GOサイン出すの早すぎません?
もうちょっと作り込んでから世に送り出して欲しかった
ライターが「まぁ、こんなもんでいいか」と思っていると
プレイヤーも「まぁ、こんなもんだよな」と思ってしまう
この2つの「こんなもん」こそが「所詮エロゲ」という言葉を生んでしまう
正直見捨てようと思えば簡単なんですよ
でも僕はこの公式を成立させたくないが為に意地でも「まぁ、こんなもんだよな」とは言わないことにしているんです
まじめに向き合うよ
裏切ってはいけないところを裏切ってしまい
裏切って欲しいところを裏切ってくれない嘆かわしいエロゲでした
でも山王時 美雪さんは良いかも
和服美人で年下好きの未亡人でエロめです
そんな美雪さんがドストライク!って人にはオススメかなのかな!?
以上
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