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「ら~じPONPON」のレビューですます
- 2012/09/08(土) 23:31:01
本日レビューを書かせていただくエロゲは「ら~じPONPON」です!
画像です!
あらすじ!
仕事のために主人公を一方的にフッて海外に行ってしまった元恋人・るり香が、数ヵ月と経たないうちに突然帰ってきた!
なんと彼女は、主人公の子供を妊娠していたのだ!! 突然降ってわいた出来事に主人公はあたふたするばかり。そんな情けない様子を見たるり香は、勝手に近所の総合病院に入院してしまうのであった!
その病院には、かつての幼なじみだったナースや、ドジでトラブルメーカーの妊婦さんがいて、そして主人公のことが大好きな、るり香の妹まで押しかけてきてしまってさあ大変!
はたして、主人公はいったいどうすればいいのか!?
物語における登場人物たちの役割とは何なのか
少し言葉が悪いかもしれないけど作者が読者に喜怒哀楽を与える為に仕込んだサクラ集団だと思います
作者の伝えたいことにプレイヤーをおびき寄せる集団プレイなんです
しかし物語を見ている最中はそのことに気づかれてはいけない
いかに登場人物がサクラであることを気づかせずに誤魔化せるかが作者の腕の見せ所だと思う
この作品でこんな感じの会話があった
病院の受付にて
ヒロイン「お願いします!診察して下さい!」
受付「ごめんね。今日は出来ないの」
ヒロイン「診察して下さいよ!お願いですから!」
受付「また後日に来てくれるかな」
ヒロイン「どうして何度も何度も頼んでるのにダメなの!」
受付「何度も何度もって、あなたここに来たの今日が初めてでしょ・・・」
ヒロイン「…。もういい!」
まずこのシーンの目的は何か
それはプレイヤーに「もしかしてこのヒロインがこの病院に来たのは初めてじゃないのか…?」と感づかせることだと思います
それが目的ならこのシーンはその役割を果たしているだろう
だがちょっと待ってほしい
受付の「何度も何度もって、あなたここに来たの今日が初めてでしょ・・・」というセリフは少し強引すぎないだろうか
もし僕がこの受付の人だったらこんなセリフを吐く事は絶対にない
このヒロインと受付の二人のサクラによって「もしかしてこのヒロインがこの病院に来たのは初めてじゃないのか…?」という方向に誘導されていること気づいてしまった
作者は「よし!これで読者の誘導は完璧!」と思ってるか知らないけど僕の足は素直には動いてくれない
いやまぁ別にね、こんな細かい部分くらい馬鹿になって騙されてあげてもいいんだけどさ
もし自分が物語を作るならこれだけは気をつけたいなという部分なので書いときました
逆に良かったところも語らなきゃですね
この作品の情報は何にも知らずにプレイしたんですよ
知っていたのはスクールデイズで有名なオーバーフロー様のデビュー作ということだけです
周りの評判は今もよく分からないのですがどう評価されてるんですかね
僕は凄い作品だと感じました
まずタイトルね
「ら~じPONPON」
このタイトル考えた人は間違いなく天才でしょ
「ら~じPONPON」ですよ!?
ら~じなPONPONなんですよ!?
いや~このセンスには脱帽です
妊娠がテーマという目の付け所が良い
そしてそれだけに留まらない隠しヒロインの存在も良かったです
ただの、妊婦についての雑学が豊富な主人公氏ね系ギャグコメディとしても充分面白いんです
ただそこに攻略の難しさや超展開が加わることによって、かなりの暴れん坊な作品に仕上がっています
「1つだけお願いがあるの。飛び降り自殺ってね…遺体は汚いから見ないでね」というセリフが来たときはら~じなPONPONはもうどうでもよくなりましたよ
でも基本は楽しいノリなのでご安心を!
あと僕は「オーバーフロープレミアムトリロジーBOX」というオーバーフロー様の初期3作品が収録されているBOXを購入してプレイしたのです
このBOXには特典として『スペシャルデータブック』が付属されている
これに攻略情報が載っているのでこの本を片手にプレイしました
ルートごとに攻略が載っているのですがその下に一番最後に出てくるCGも載ってるんですよ・・・
作ったやつアホだろ!
確かに本の表紙には「ネタバレ注意」と書かれてましたよ
でも攻略情報はプレイ中に見るものだからそこにラストのCGを載せるのは違うだろ!
いろいろ言わせていただきましたが
この「ら~じPONPON」は良い作品でしたね
まさかデビュー作にして最高傑作ということなのでしょうか!?
それを確かめるために次の作品「ピュアメール」をプレイしたいと思います
楽しみぃ~
とりあえずこの「ら~じPONPON」オススメです!
以上
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