「DE・JA」のレビューだぜ

本日レビューを書かせていただくエロゲは「DE・JA」です！！



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あらすじ！！！



古い格式や定説などにはとらわれない斬新な見解を持つ考古学者が主人公。そんな彼のファンであるという一人の老紳士が一本の古びた「杖」を持ちこんでくるところからストーリーが始まる。何やら不可思議な文字が刻まれた、いわくありげな杖。しかも老紳士の話によると、その杖を持つ者は「謎の金髪美女の夢」を見るという。

考古学者としての血を燃やした主人公は、杖に隠された謎を解明するために調査を開始するのだが、その矢先、依頼人である老紳士が交通事故により亡くなってしまうのだった。しかも憎き日本考古学学会理事長 ・日向もまた「杖」を狙っていることを知り……。「杖」に隠された何重もの謎を解いたとき、それはミステリアスな秘境へと導く鍵となる！





発売日は１９９０年です
もしかしたらプレイした中で一番古い作品かも・・・
じゃあ内容も今までプレイした中で一番古臭かったのか
んなぁわきゃない
むしろヤバい
ヤバイよ！ヤバイよ！

主人公は考古学者という設定がさっそく目新しいよね
とある謎とぶつかっていろいろ調査していくのです
調査していくと％ゲージがあがっていき１００％になるとゲームクリアで終了
面白いんだけどね、全然エロシーンが来ないんだよね
とうとう１回も本番シーンがないまま何と調査は９５％に・・・
ゲーム終わっちゃうよ！？
別に僕はメチャクチャ楽しめてるから満足出来てるけどエロないと騒ぐ連中いるぜ、と心配に・・・
しかも９５％調査を終えた段階でも真実が全然見えてこないんですよね・・・
そしてそこから・・・衝撃の事実と出会うことになる・・・
すげぇ・・・これは予想出来ねぇ・・・
本当に天才エロゲライターによって作られたんだなって実感！
だってゲーム終わる直前までエロシーン皆無でラストにこんな展開を用意してるんだぜ
天才じゃなきゃこんなこと出来ません





このゲームは「コマンド総当り」システムです
『話す』→『斉藤さん』のようなね
最近はこのコマンド総当り作品ってめっきりなくなりましたよね
ここで１つ提案があります
新人ライターは全員このコマンド総当り作品のシナリオ製作に挑戦してみてはどうでしょう！？
なぜそのようなよく分からないことを言ったか
僕はこの「コマンド総当り」は大喜利に似ているなと感じました
例えば『聞く』→『年齢』とするでしょう
最初は「２４歳です」と普通の解答を出せばいい
しかし『聞く』→『年齢』のコマンドはそれで消えることはなく残り続けるのです
年齢は既に聞いて知っている
じゃあ２回目はどう変化した答えを出せばいいのか
この作品ではこうでした

「２４歳です」
「知っています」
「だったらどうして聞くのかしら？」
「そこにコマンドがあるからです」

素晴らしい解答です
しかもこれを乗り切ったからといっても、他のコマンドも出続けるのです
つまりどれだけのパターンの笑いを生めるのかが見せ所となるのです
そういうところが大喜利そのものだと思います
それだけではなくどういうコマンドを用意するかというセンスも問われます
大喜利は解答より問題を作るほうが難しかったりしますからね
どうですか、是非挑戦してみて欲しいです
ああ、ダ○ーポⅢのように一部分だけコマンド総当りにして尚且つ面白くないものにしてはダメですからね！



さっそくⅡをプレイしたいと思います！
はっきり言うと「続編を作ってもこれを超えることは出来ないんじゃないか・・・？」というくらいこの作品は面白かったです
オススメ！




以上