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「装甲悪鬼村正」のレビューだぁ~い
- 2013/01/04(金) 21:38:05
今年初のレビューは「装甲悪鬼村正」です!!
画像!
あらすじ!
超能の鎧「劔冑(ツルギ)」を駆る戦士「武者」が戦場を席巻する世界。
非公式の警官を称する男・湊斗景明は、赤い劔冑「村正」を纏い、ある時は卑劣な連続殺人犯に、またある時は軍兵の暴虐に挑み、最強の武者たる己の力をもって打倒する。
だが決して、彼が正義を称することはない。
「鬼に逢うては鬼を斬り、仏に逢うては仏を斬る」
――劔冑との合身を果たす時に彼が口にする一句、それは過去を語り未来を予言する、真実の言葉なのである。
彼は殺すのだ。悪だけでなく、悪に虐げられていた善良な人々をも。
……これは驚くべきことであろうか? 否。
何故なら彼の劒冑の銘は勢洲右衛門尉村正。
呪われし「妖甲」、かつて大和全土を地獄に変えたことすらある、かの村正なのであるから。
まずは、気合が入ってました、の一言を。
この作品は発売前にPVを見た時からいつかは絶対プレイしようと決めていましたね。
あの期待を裏切らないブランドNitroPlus様の創立十周年記念作品なのでね!
そしてついにプレイしてみたので感想を・・・。
ん~、まさに渾身の暗黒大河ドラマと呼称するに相応しい作品。
わりと最近の作品でこのような中身のしっかりした燃えゲーが発売したことが嬉しかった。
そしてしっかりとこの作品が評価されていることが嬉しかった。
こんなダークなゲームが出て、好評ということは、エロゲもまだ捨てたもんじゃないな・・・と。
ってめちゃくちゃ偉そう!!
まぁそんな喜びと同時に浮上してしまうのは、じゃあなぜ燃えゲーではなく萌えゲーばかり発売しているのかという疑問なんですがね。
気になったのは途中でコマンド総当りや、計算問題が出題される演出ですね。
正直うっとおしい。
あのね、はやく先が読みたいのだよ。
面白い演出だと思いますが、しつこい選択肢や、やりがいのある計算問題には結構時間がかかりました。
計算問題は電卓片手に25分も格闘してたよっ!
あんなクライマックスだと寝れないんだからさ、これは罪深いで!
よかったところはやっぱり善と悪の定義をはっきりと主張しているところ。
そしてそれをテーマに完全燃焼。
この作品に出会って学んだことは、何でも白黒ハッキリさせられるものばかりではないということ。
人それぞれ、見る角度によって全く別物に見えることだって多いということ。
良いゲームを神ゲー、悪いゲームを糞ゲーと言われるが、この世の全てのゲームは神の一面も糞の一面も持っている。
だから自分が好きな作品が世間から駄作と言われたって何も恥じることはない。
むしろ他の人達が気づかなかった魅力に気づけたのだから誇るべきだ。
そしてレビューというものは自分の角度から見た一面だけを語るものであるべき。
他人の見た一面までをも否定することはしてはいけないことですよね。
そこで!出てくるのがあの言葉・・・
True Endで一番最後に出てくるあの言葉ですよ!
あっ、全ての作品には好きな人も嫌いな人も居ると言いましたが、それはちゃんとターゲットへ向けて作り込まれていることが前提の話です。
下手な鉄砲を撃てば、誰かしらが好きになってくれると言いたいわけではないです。
この村正くらい魂のこもった作品を作ろうと思ったらやっぱり相当練らないと無理ですもんね。
2013年が始まり、今年もまた400本ほどのエロゲが発売することでしょう。
大げさな話になりますけど、2013年はエロゲを1本も発売しない年にするのもありだと思います。
今年はひたすら作り込む年にするんです。
そして2014年が始まった瞬間に、練られて魂のこもった作品たちが襲い掛かってくるわけですよ。
なんてね!
村正、オススメです。
以上
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この記事に対するコメント
村正おもろいですよね!
プレイ後はしばらく引きづりました
流流源源さんどうもです!
ほんと後引く面白さでしたね~
流流源源さんのブログのTOPかっこいいですww