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「CARNIVAL」のレビューだと思う。

  • 2013/01/12(土) 22:12:21

本日レビューを書かせていただくエロゲは「CARNIVAL」です。



画像!!



CARNIVAL.jpg



あらすじ


マナブ(主人公)は、昔から嫌なことがあると、その記憶を失ってしまう不思議な性質を持った少年。そんな彼は、典型的なイジメられっこで、学校でも先輩のエイミとミサワから執拗なイジメを受けていた。ある日、いつものように学校の屋上に呼び出されたマナブは、そこで彼へのイジメを抗議するリサの姿があった。リサの言動に逆上したミサワが、彼女に掴みかかった瞬間、マナブの記憶が途切れ、気付いたときには、ミサワは首を掻っ切られ血の海に横たわり、リサは着衣を乱した格好で、意識を失い倒れていた。記憶を失っているマナブは、曖昧な供述しか出来ず、事件の容疑者として警察に逮捕されるが……。



この作品はプレイしてみたいと思っていたのですが、手を出せない理由がありました。
どうやらゲームの続きは小説で描かれているみたいなのですが、その小説がプレミアとなり相場が1万5千円くらいなんですよね。
まぁこのゲーム自体も1万とか値段がついちゃってるプレミア尽くしの作品でございます。
ゲームはダウンロード版で安く買えるとしても、続編である小説を読めないと思うとなかなか手を出す気がなくなってしまっていたんです。
しかし年末年始にDMMで美少女ゲーム半額キャンペーンというものが開催されました。
それでCARNIVALが千五百円ほどになっていたので、まぁ小説なくても本編だけプレイするか!と思いダウンロードしました。


プレイし終わっての感想・・・ね
僕の書くレビューが作品に点数をつける方式じゃなくてよかったと思いましたね。
何点をつければいいのか分からない。
エロゲとしては完璧と言えない。
けど100点以外つける気もしない、と言ったところか。
そもそもエロゲの名を借りたリアルな気さえした。
もうちょっとだけでもいいからプレイヤーに気を使って脚色すればいいのに、と思わされるほどに「こうでなくてはダメなんだ、こういうものなんだ」と頑なに直進。
でも、それがこの作品の魅力。
オシャレな服を着飾って華やかさを競う者達、そこに一糸まとわぬ姿で裸の美を主張する者が現れても同じ基準では評価出来ない。
「お前らこの番組見たことあるか?」と言いたくなるようなM-1グランプリに挑むテツandトモのよう。
しかしWikipediaを見た時、謎が解けました。
ライターの瀬戸口 廉也さんは話題作の体験版をプレイする程度しかエロゲには触れたことないんですね。
影響されていない人の独創性は凄い。
ワナビーは不純物を与えられてしまいますからね。
やっぱり他人の作品を凄いと認めることは必要です。
でも自分が作り出すものはその作品とは別物でないといけないのが難しい。
好きな作品に影響されて同じようなものを目指して作っても、子供がするヒーローごっこのように、それはただの名作ごっこだ。
やっぱり独自のものを作らないと意味ないですよね。
良いものはマネしたくなるけど、そこは我慢です。
昔ママに「よそはよそ!うちはうち!」って怒られたのと同じです。
だからそういう意味でもCARNIVALは面白かった。


神様が人間に興味がないと思っていても。
世界は人間を愛してくれないと思っていても。
人間は人間を助けられないと思っていても。
目指した物が手の届かない仕組みになっていたとしても、走り続けられるのだろうか。
やっぱ小説読みてぇな・・・
とりあえずCARNIVALオススメよ!!



以上


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