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「君と彼女と彼女の恋。」のレビューなの

  • 2013/07/13(土) 00:23:02

本日レビューを書かせていただく作品は「君と彼女と彼女の恋。」です!!




画像!!!!



ととの 



あらすじ!!


毎日は、階段のように過ぎていく。
まるでモブのように無個性な主人公・心一。
学園のヒロイン・美雪とは幼なじみだが、目立ちたくないがために声を掛けることもなく、ただのクラスメイトのひとりとして、平凡な日々を過ごしていた。
そんなある日、親友の雄太郎に呼び出され向かった屋上で出会ったのは、クラスで浮いている電波少女・アオイ。
「ビリビリ、するの?」 そんな言葉とともに、突然キスを迫られた心一。
偶然居合わせた美雪に助けられ、なんとかその場は切り抜けたが、それ以後アオイに奇妙につきまとわれるようになる。

友達もなく、人間らしい感情を持たないアオイ。
彼女に友達との付き合い方を教えてやりたくて、意を決して美雪に頼み込み、3人で時間を過ごすことに。
日が経つにつれ、徐々に人間らしい感情に目覚めていくアオイ。
一方美雪も、幼い頃無理矢理押さえ込んでいた心一への想いが蘇り、徐々に主人公との距離を詰めていく。
せっかく友達同士になれたのに、日に日にギクシャクしていく3人の関係。

ずっと、一緒にいられると思ってた――
でも、3人ではもう、いられない――
主人公が選ぶのは美雪か、それともアオイか……?





!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネタバレもあるので、未プレイでプレイ予定の人は危険ですよ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




久しぶりに予約して新作ゲームを買いました。
新作に求めるものってやっぱり新しさじゃないですか。
でも実際はそうじゃないみたいなんですよ。
既存のゲームをなぞって作り、それより質を上げたり下げたりの類似品ばかり。
「作品を作りたい」という創作意欲だけしか沸かないからかな?
そんな自己満足のホームビデオを撮られても・・・。
まぁ我が子は可愛いですもんね。
でも他人のホームビデオを見てもつまらないです。
それじゃあ喜ぶのは身内だけ。
プレイヤーは冷たいもので、作ったお前が誰だろうとどうでもいいんです。
面白い作品をただプレイしたい。

イス取りゲームが行われている。
イスの数をはるかに上回る参加者。
みんなイスに座ろうと必死だ。
そんな中で円になったイスから遠く離れた場所に新たにイスを用意し、ドッシリと座るヤツが現れた。
それがこの作品。
僕はこれからいろいろなことを言いますが、まず素晴らしい作品であるということが大前提の事実。
だって細かい演出の中には間違いなく数多くの新しさを感じ取れたから。
久しぶりに見飽きたイス取りゲームに参加してくれなかった作品ですから。


今まで結構エロゲをプレイしてきました。
たまに凄い作品に出会えた。
その凄さを例えるなら番長的存在。
凄い強さを持っており恐れてしまうような。
しかしこの作品の凄さを例えるなら番長ではなく、泣きながら暴れるいじめられっ子。
いわゆる肉体的怖さではなく、ハサミなどを振り回したり何をしてくるのか分からない怖さ。
「え!?こんなこともしてくるの!?この後どうなるんだろう・・・」と本気でビビりました。
つまり絶対に自分には逆らってくるはずではないものに反撃される感覚。

今まで決まりきっていた世界の広さを大きくしましたよね。
でも1つ言いたい。
バグが起きるんですよ。
選択肢を選んだ時にフリーズしてしまうんです。
やっぱりどんな作品にもバグが存在してしまうのは仕方がないのかもしれません。
でも1つ言いたいのは、この作品だけは絶対にバグってはダメですよ。
世界を広げてゲーム自体も世界観に取り入れたわけです。
じゃあその広げた世界の中でいうところのバグって何にあたるのでしょう?
それはせっかく広げた世界の外側のただの「バグ」なんです。
外側を意識してしまった段階で少し冷めてしまいました。

それともう1つ。
この作品のメッセージ性と、それを際立たせる演出は素晴らしい。
まぁ臭作をプレイしてなかったらもっと楽しめていたと思うけれど・・・。
それでもやっぱり目新しい演出は面白かった。
じゃあこの作品が次にやらなければいけなかったことは何か。
メッセージをプレイヤーへと届ける役であるヒロイン。
簡単に言えば他作品のヒロインも全部捨てて純愛をしろということ。
じゃあみんなさ、聞きますけど、このヒロインが居れば他には何もいらないと言い切れるほど愛せたかい?
例えば恋人がお昼用にお弁当を作ってくれた。
それは同時にこのお弁当以外の食事の選択肢を奪われるということでもある。
そのお弁当より美味しいものをたくさん知っていたら、毎日そのお弁当だけを食べ続けることが出来るだろうか。
正直僕は「今まで出会ってきたヒロイン達なんて全員いらない!」と思えるほど愛せなかった。
愛させて欲しかった。
だからメッセージは理解出来たけど応じることは難しかった。
絵里ちゃんだって待ちたいし・・・。
最後2人から選ぶ選択肢が出たけど、もう1つの選択肢も必要だったかも。
だからメッセージを理解させるところまでは完璧だったけど、それを促す力=ヒロインの魅力。
多くのエロゲを体験したプレイヤー相手ならライバルは多い。
そこが出来ていれば完璧でしたし、僕はエロゲを引退したでしょう。


どちらかのヒロインがアナタにとって最愛の人であることを祈っています。
オススメです。



以上




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